2014.10.26 さかなくんおもしろトークライブ
- 公開日
- 2014/10/26
- 更新日
- 2014/10/26
校長室から
今日は、午後から市民文化会館で行われた江南ライオンズ主催の「さかなくんおもしろトークライブ」を拝聴してきました。大ホールは満員。いい席を確保しようと、朝7時に並んでいた人もいたそうで、その人気の高さがうかがえます。
さかなくんは、テレビで見る通りのキャラクターで、終始元気に、笑いを交えながら話しをしてくれました。絵がとても上手で、クイズの解答を解説しながら、模造紙に鮮やかな絵を瞬時に書き上げていきます。魚についての解説は、名前の由来、育ち方、体の特徴、栄養素などなど、次から次へとよどみなく、様々な声のトーンを使い分けて、楽しくわかりやすく話してくれました。「魚について、色々知ってほしいな!」という気持ちが伝わってくるような話しぶりでした。
講演の中では、4問の「魚クイズ」を出題。指名された会場の子どもたちが正解を答えると、イラストを描きながら、魚についての解説を始めます。魚は、愛知県にまつわる魚ということで、「アユ」「サツキマス」「ウナギ」「カタクチイワシ」について。特に、「アユ」の説明場面では、本物の鵜匠さんが、一羽の鵜をカゴに入れて登場。アユ3匹を用いて、会場代表の女の子と、鵜呑みなどを実演してくれました。
加えて、スライドを用いながら、アナゴやプランクトン、アジ、カマス、スズキ、カツオ、ジンベイザメ、マンボウについて、その特徴を分かりやすく解説してくれました。
魚を愛する気持ちは、環境問題についても解説してくれました。環境破壊や環境汚染による、海の環境の変化やゴミ問題で、魚が困り、生態系が崩れつつあることを説明してくれました。「このままでは2048年までに、魚がいなくなるという説もあります」という衝撃的な言葉もありました。
そうならないために、3つの「今日からできること」を教えてもらいました。
1.お風呂は冷ましてから流しましょう。
2.食べ物を感謝していただきましょう。
3.物を大事に使いましょう(節約)。
魚は、世界には約28,000〜30,000種、日本国内には4,200種いると教えてくれました。絶滅してしまっては、二度と会うことはできません。環境問題について、改めて考えさせられました。
魚についての興味関心が高まる話が次々とされ、旬な魚の紹介をされたときは、「食べたいなぁ」なんて思う自分がいました。楽しく、ためになるひとときを過ごすことができました。