学校日記

2014.11.16 北部中学校50年記念式典・記念講演

公開日
2014/11/16
更新日
2014/11/16

校長室から

今日の午前中は、校区の江南市立北部中学校の「50年記念式典・記念講演」にお招きいただき、参加してきました。
今から24年前の新任から6年間勤めた学校でもあり、こうして節目の行事に参加できることを大変うれしく、そしてありがたく思いました。

中でも、ホスピタル・クラウンの大棟(おおむね)耕介さんによる、「夢の実現に向けて」と題した、記念講演は、楽しく素晴らしい数々のパフォーマンスも有り、笑い声が絶えない、聴き応えのあるものでした。

「クラウン」とは「道化師」のこと。「名脇役である“クラウン”は、人を主役にすることができる」と語る大棟さんは、重たい病気で長期入院を強いられている病院を訪問しては、幼い患者を笑顔にし、元気や勇気を与えています。

今日は、「夢の実現に向けて」という中学生に向けた講演で、夢の実現に向けた三つのポイントを教えていただきました(以下文責・校長)。

・友達を大切にしよう。奇跡の確率で生まれた「人」が、こうして同じ地域で過ごし、同じ学校に通うことはすごいこと。困っている人がいたら、助けてほしい。友達を徹底的に大切にし、優しくしてほしい。
・期待されたら、期待に応える。自分の目標より高い目標を周りは期待しがち。しかし、その目標を達成するために応えようとすることが、一番才能を伸ばす。
・今日という日を大切にする。だらりと過ごさない。もしそう過ごすのなら、病院にいる人に、その日をあげてほしい。今日という日は戻ってこない。朝が来て、学校に通えるのは、当たり前じゃない。その日を全力で頑張り、大切に生きる。

また、以下のような、分かりやすい例えを引き合いに、生き方を説いていただきました。
・夢が上空を飛んでいるとして、降りようとしたらどこに降りるか。やっぱり、がんばっている人でしょう。
・初めて歩けるようになった時、何度も転んでいる。でも、何度も挑戦して、こうして歩けるようになっている。生まれたときから、人には挑戦する力がある。
・手を挙げることはすばらしいこと。その人の質問に答えることで、みんなが学ぶことができる。学校でみんなで勉強し、学校をよくするためには、進んで手を挙げること。

自分も頑張らねば、と元気をもらった講演でした。古北っ子のみなさんも、夢を実現するために、引き続き、毎日を「全力」で生活していきましょう。

■大棟耕介オフィシャルホームページ
 http://www.pleasure-p.co.jp/ohmune/