学校日記

2014.11.17 学校組織マネジメント研修

公開日
2014/11/17
更新日
2014/11/17

校長室から

先週末の金曜日(14日)は、1日日程で、愛知県総合教育センターにて、みっちり研修を受けてきました。
研修内容は、喫緊の課題や、校長の仕事について確認をしたり、学校組織マネジメントについて学んだりしました。

特に、「学校組織マネジメント」についての研修は、自分の学校について振り返り、どうするとさらによりよい学校になるか「戦略マップ」を考えたり、5〜6人グループの中から、代表一校を決めて、その学校についての「戦略マップ」をグループ内で考えたりしました。

学校は、地域によって、その雰囲気や特色は異なり、様々な要因があります。また、学校組織内にも、強みや弱みがあります。
学校をよりよくしようとするならば、目指す学校像を明確にし、そこに向かって、具体的な手立てを講じます。マイナスと考えられる要因や弱みを「0」または、「プラス」や「強み」に変え、さらに、もとから存在するプラスの要因や強みを生かし、伸ばすための方策を考えます。

これらのことは、企業をはじめ、多くの職種で行われていることですが、学校現場に用いられるようになったのは遅く、ここ10年ほどです。
2005年10月の「中央教育審議会答申」が「新しい時代の義務教育を創造する」とありました。この辺りから「マネジメント」という言葉が一つのブームとなり、ちょうど数年後「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」のビジネス書がベストセラーになったのは、ご存じの通りです。

マネジメント研修の最後には、ポスターセッション形式で、代表校の学校改革案についてグループのメンバーが順にプレゼンをし(写真)、その方策について互いに共有化したり、指摘したりし、そのマネジメント方法についてさらに学びを深めていきます。

勉強になった一日でした。本校の学校経営に生かしていきたいと思います。