2014.11.26 あいうべ体操
- 公開日
- 2014/11/26
- 更新日
- 2014/11/26
校長室から
寒くなり、風邪が心配される季節になりました。学校に届く、愛知県感染症情報センターが発行している「愛知県感染症情報」には、インフルエンザに罹った人の数も計上されるようになり、冬が近づいているのを感じずにはいられません。
そんな中、保護者から「“あいうべ体操”がいいですよ」とメールをいただきました。数年前から話題になっていることは聞いたことがありましたが、ネットで検索するとすぐにヒットしました。
口を「あ」「い」「う」「(舌を出して)べー」と動かすことを繰り返すことで、口呼吸から鼻呼吸に改善され、唾液の分泌が促進するなどし、インフルエンザや風邪の罹患を減らす効果があるとのこと。
実際に「あ、い、う、べー」と何度も繰り返すと、じわーと唾液がたまってくるのがわかります。目標は「1日30回」だそうで、殺菌効果がある唾液が、風邪を予防し、歯に皮膜を作り、虫歯予防にもつながるのです。
「唾液と健康」の関係性は、お医者さんや医学博士など、多くの人が唱えるところです。その唾液を出しやすくする一つの方法に「あいうべ体操」があるのでしょう。「咀嚼は30回を目標に」などと言いますが、それも同じ理論ですね。
風邪やインフルエンザの流行前に、「手洗い」やこういった「あいうべ体操」などを習慣化すれば、ウイルスを身につけないのと同時に、口からの侵入を防ぎ、健康な体を保てますね。みなさんも、お試しあれ。