学校日記

2014.12.7 愛知駅伝に思う

公開日
2014/12/07
更新日
2014/12/07

校長室から

  • 1181292.jpg

https://konan.schoolweb.ne.jp/2310018/blog_img/60386650?tm=20250203120257

昨日の愛知駅伝(第9回愛知県市町村対抗駅伝競走大会)では、江南市が「市の部」で総合8位(38チーム中)となりました。過去最高位だった第2回大会での総合7位も素晴らしいですが、参加チームが最多の38チームとなった第7回以降で、今回の結果は十分素晴らしい結果でした。

中でも、中学生が走る区間では、トップに20秒以内の差で、懸命にたすきをつなげ、2区の中学生男子の区間では区間賞を獲る素晴らしい走りでトップに立つなど、応援する側もドキドキするような展開でした。

雪やみぞれに雨が降り、スタート・ゴール及び、いくつかのカテゴリーで中継地点となった土のグランドは、滑りやすく、決してコンディションは良くありませんでした。そんな中、背中にたくさんのはねた泥をつけながら、どの選手もベストを尽くして懸命に走る姿は、胸を打つものがありました。

さて、選手がそんな走りができたのも、多くの人の支えがあったからこそです。会場までの送迎は自治体の人が付きそい、選手のアップの裏で、テント張りから幟(のぼり)立てなどを行います。また、雨や雪が激しくなると、自治体によっては、荷物が濡れないようにとブルーシートで覆ったり、靴を中にしまったり、お味噌汁や温かい飲み物を作ったりと、多くの人が自分で気付いたことを行動にうつし、選手に少しでもストレスがかからないようにと、動いてくれました。

そんな多くの大人に支えられて走ることができた小中高生は、とてもありがたかったに違いありません。「市のために走る」ということもいい経験ですが、「支えてくれた」という経験が、またいい経験になったことと思います。優しさを受け取った人は、人にも優しくなれるはずだからです。

古北っ子のみなさんも、どこかで受けた優しさは、大きくなったら、何かの形で同じように人に優しくできるといいですね。