2014.12.21 お気をつけください
- 公開日
- 2014/12/21
- 更新日
- 2014/12/24
校長室から
先日、文科省より愛知県教育委員会及び江南市教育委員会を通して、「児童の略取誘拐被害の分析結果と対策上の留意点について」という文書が小学校に配布されました。
(※略取誘拐:暴行や脅迫によって連れ去り、それまでの生活環境から不法に離して、自己または第三者の支配内に置くもの)
文書には、平成25年1月から平成26年11月末までに警察が認知・検挙した子供が被害者となった略取誘拐について分析を行った結果、以下のような傾向が明らかになったとのことが掲載されていました。
・発生時間帯は16時から18時までの間が最も多い
・発生場所は道路上が最も多い
・被害者の年齢・性別では6〜12歳の女子が最も多い
・検挙事件をみると、面識のない者による犯行が半数以上を占める
全国で、平成25年の1年間で94件、平成26年は、11月までですでに「100件」の略取誘拐の事案が発生しているというのですから、穏やかではありません。
大切なお子様を被害から守るためにも、各家庭におかれましては、以下のことに気をつけていただければ、と思います。
○ 子供を一人で遊ばせない
○ 子供がよく遊ぶ場所や行動範囲を把握しておく
○ 不審者等の情報があればすぐに通報する
○ 危険から身を守るための手段方法を繰り返し教える
○ 地域の防犯情報を活用し、実情に即した見守り活動を行う
明日の22日に終業式で登校すると1月6日まで冬休みです。子ども達だけで過ごす時間もあるかもしれません。この機会に、ご家庭で話題にしていただけるとよいかと思います。