学校日記

2014.12.20 おもしろ学校

公開日
2014/12/20
更新日
2014/12/20

校長室から

昨日は、19時より名駅にある「ウインクあいち」で行われた、一般社団法人「アソシア志友館」が運営する「おもしろ学校」に久しぶりに参加しました。

「アソシア志友館」とは、元ホテルアソシア名古屋ターミナルの「伝説の総支配人」と言われる柴田秋雄氏が理事長となり運営されているものです。日本一幸せな従業員をつくり、4期連続赤字のホテルを7期連続黒字のホテルに再生するなど、その手腕は、ビジネス界でも有名なところです。そんな柴田氏が理事長となっている団体の諸活動の一つに、企業人などを対象とした、「おもしろ授業」があります。講師は、現役の小中学校の先生やOBの先生が行い、学ぶことの楽しさや喜びを共に味わえる授業を展開します。平成17年に、ホテルアソシア名古屋ターミナルの社員教育の場として誕生したのですが、私も、その時に、講師を務めさせていただいたことがありました。
あるとき、「勉強っておもしろくないな」と思ったことがあるかもしれない人が「学ぶことはこんなにおもしろいんだ」と感じるような授業ばかりです。

昨日の講師は、愛知県教育委員会尾張教育事務所の土井謙次先生。社会科の先生である土井先生からは、これからの世界や歴史に対する見方が変わるような、大変興味深く、「へぇ」と何度うならされたか分からないような授業を展開してくれました。
授業のまとめのところでは「『知ること』が大切です」と言われ、まさに土井先生の「知る→新しい関心が湧く→調べる→知る」の好循環を示してくれたような授業でした。

また、昨日は、年8回の授業も、今年最後だったため、閉校式があり、「皆勤賞」の表彰がありました。皆勤賞を達成した熱心な方は多く、その向上心の高さに感心させられるばかりでした。

授業後には、恒例の「ふれあい給食」という食事会に参加。異業種の方々と交流ができ、私たちのような教員は、学校経営のヒントを得られます。
昨日も、今後の学校行事で活用できそうなお話をうかがうことができました。

慌ただしい師走の中、自分の立ち位置を振り返らされ、今後の学校経営等を再考させられる有意義なひとときとなりました。