学校日記

2015.1.5 卒業証書は世界遺産!?

公開日
2015/01/05
更新日
2015/01/05

校長室から

「国連教育科学文化機関(ユネスコ)」は、日本時間の昨年11月27日に、昨年の「和食」に続いて「和紙 日本の手漉(てすき)和紙技術」を無形文化遺産に登録しました。
登録対象は、国の重要無形文化財に指定されている「細川紙(埼玉県小川町、東秩父村)」「本美濃紙(岐阜県美濃市)」「石州半紙(島根県浜田市)」の三紙です。

中でもそのうちの一つである「美濃和紙」は、本校とも関わりのあるものです。
それも、6年生が秋の遠足時に、美濃を訪れ、「卒業証書」として、紙漉をして作製したものだからです。
地元「美濃市」の小中学校では、児童・生徒自らが作製するのが伝統となっていますが、本校も伝統になっています。

10月の遠足時に紙漉をして作製し、できあがった「和紙」を印刷会社に文面や校章などを印刷してもらい、完成したものが年末に届いたばかりです。

後は名入れ等をして、割印を押すと完成です(名入れや押印で失敗ができないため、あらかじめ校印・職員の二つの印についても印刷をさせていただいています)。
こうして、見てみると、大変厳かな雰囲気が漂うものです。

ある意味「世界遺産」(!)の「卒業証書」を手にする卒業式は、3月20日(金)。
6年生の3学期の登校日は、「51日」。
3学期が始まると、すぐにその日がやってきてしまいそうです。