学校日記

2014.12.29 大人が集う正月には

公開日
2014/12/29
更新日
2014/12/29

校長室から

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https://konan.schoolweb.ne.jp/2310018/blog_img/60386759?tm=20250203120257

少し前ですが、以下の記事が中日新聞(12/19付)県内版にあるコラム「ペーパーナイフ」に掲載されていたので紹介します。

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全国の若者が職人技を競う「技能五輪全国大会」が今月1日まで、名古屋市内で開かれていた。旋盤などものづくりを支える技術から、洋菓子製造やレストランサービスに至るまで、さまざまな41職種で1,200人が技能を披露した。
 注目すべきは大会の成績だ。県内からは229人が出場し、金賞、銀賞、銅賞、敢闘賞を獲得したのは115人に上る。半数以上が優秀な結果を残した。さかのぼって調べてみると、その年の大会で最も活躍した都道府県に贈られる「最優秀技能選手団賞」は、県選手団が今年を含め、10年連続で獲得していた。
 なぜ強いのか。選手の所属を見れば、自動車関連企業をはじめ、誰もが知るものづくり企業が名を連ねていた。大会では次世代を担う若い技術者たちが、現場で磨いた腕を発揮した。県選手団の強さもこれで合点がいった。
 金賞を取った選手は来年8月、ブラジルで開かれる技能五輪国際大会に出場する。過去大会では多くの日本人選手が入賞している。来年の大会も技術立国・日本の力、県のものづくりの力を世界に示してくれるにちがいない。

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お正月は、親戚の方が集まり、多くの大人が子どもたちと接する機会があります。日頃、じっくり話ができない大人と話をするチャンスでもあります。
愛知に住む方がみえれば、ものづくりに関わる方もみえると思います。そんな方がみえたら、上記のような、その素晴らしさを子どもたちに伝えてもらえると嬉しく思います。

また、ものづくりに限らずとも、ぜひ、それぞれの仕事や進路について、その素晴らしさや苦労なども伝えていただくと、将来を考える一助になると思います。

昔は、日頃から多くの大人と接し、様々な話を聴く中で、「大人とは」「仕事とは」ということを徐々にイメージできたのが、最近では、そういう機会が少なくなりました。
ぜひ、このお正月やお盆などの大人が集う場で、子供の成長につながる話をしていただければ、と思います。