2014.12.30 「知っている」と「知る」ということ
- 公開日
- 2014/12/30
- 更新日
- 2014/12/30
校長室から
今日は、午前中に映画「インターステラー」を見てきました。今冬は、「フューリー」に続き二本目です。
個人的には、どちらの映画も「面白かった」と思いました(実際は、そんな単純な一言でまとめられませんが・笑)。
映画を見ていつも思うのは、ストーリーに関連した知識を「どれだけ知っているか」で、随分と面白さが変わるように思います。
「歴史」「地理」「経済」「文化」「科学」「組織」「スポーツ」・・・など、そのジャンルは広く、また基礎的なことから発展的なものと、幅も広くなりますが、一つでも多くのことを知っているということが、より楽しめることにつながるように思います。
どれだけ「知っている」ことがあるかがポイントになると思うのです。
逆に、映画を見て、「知ること」も多くあります。「忠実に再現」「本物を使用」とあれば、実際に見ることができないものを、スクリーンを通して知ることができます。また、ノンフィクションだったり、ドキュメントだったりすれば、そのまま学びの場となります。
映画を通して「知る」ことができるのも、ポイントだと思うのです。
自分の場合は、映画を見ると、必ず帰ってから、ネットで「おさらい」をします。完成までの流れや、制作秘話、撮影箇所、登場俳優、興行収入、評価などです。すると、「そうだったのか」と知ることができたり、レビューなどからは、本当に詳しい人の評価も知ることができ、「なるほど」と思ったりすることもしばしばあります。そうすることで、また新しい「知識」を得ることができます。
「知っている」から楽しめ、「知る」からさらに楽しめる。
映画に限ったことではありませんが、古北っ子には、ぜひそんな姿勢が身につく人になってほしいと思います。