学校日記

2015.1.2 終わらない夏ボクたちの延長50回

公開日
2015/01/02
更新日
2015/01/02

校長室から

大晦日に放映された「終わらない夏ボクたちの延長50回」は、心温まる番組でした。
この夏の出来事である、延長50回を戦った「全国高校軟式野球の準決勝 中京(岐阜)対崇徳(広島)」の一戦は、多くの人の記憶に残る出来事だと思います。
一部には、50回もピッチャーを連投させたことに批判もありますが、その是非は当事者の考えが尊重されるものであることを改めて確認させられました。

スポーツは筋書きのないドラマです。「死闘」という言葉がふさわしい試合。勝っても負けても、これほど残酷なことはないと思っていたのですが、両チームのメンバーが試合後に強い絆で結ばれるのが印象的でした。
決勝戦は崇徳のメンバーが懸命に中京の応援をし、再対決を望んだ国体で、その願いが叶わなかった中、準決勝で敗れた中京が、決勝に進んだ崇徳を応援する姿は、「スポーツの良さ」を見たように思いました。
そして、引退後に、崇徳のメンバーが中京高校を訪れるシーンは、一生涯の友を得たようなシーンでした。

全身全霊で戦ったもの同士が味わえるものをうらやましくも思いました。そして、何事も、「一生懸命」に取り組むことは、得るものが多いことを再確認できました。
これからの両校ナインの活躍を大いに期待したいと思いました。

古北っ子の皆さん、「一生懸命」は大切ですよ。そういう意味で、2学期のテーマの「全力児童」は、多くの古北っ子にとって、得るものが多かったと思います。
ぜひ今年も、「全力」で頑張ろう!

■hicbc.com:CBCテレビ「終わらない夏 僕たちの延長50回」
 http://hicbc.com/tv/owaranai_natsu/
■学校法人崇徳学園:軟式野球部歴史に残る激戦
http://www.sotoku.ed.jp/nanshiki.html