2015.1.9 勉強中のスマホは・・・
- 公開日
- 2015/01/09
- 更新日
- 2015/01/09
校長室から
本日(1/9)付の中日新聞に、「勉強中のスマホ→成績低下の恐れ 高校生4割使用」の見出しで記事が掲載されていました。
記事のリード文は以下の通りです。
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高校生の役4割が、勉強中もメールや無料通信アプリ「LINE(ライン)」をしていることが、ベネッセ教育総合研究所の調査で分かった。中学生でも四分の一に上り、成績が低い生徒ほど割合が多かった。すぐ返信しなければという意識などが背景にあるとみられ、ストレスを感じる生徒も多かった。
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調査は2014年2〜3月、全国の中学1〜3年生計3,203人、高校1〜2年生計6,265人が対象。記事には「中学生ではゲーム機や携帯音楽プレーヤーでやりとりする割合も高く、平均では平日に高校生が86分、中学生が72分を応答に費やしていた」とありました。
度々話題になる中高生のスマホに関する実態ですが、既に活用している小学生や、「中学入学時を機に」と考えている家庭も、無縁ではない話題のように思います。
「便利」なはずのツールが、「ストレス」「不安」につながったり、「成績低下」などの現実的な影響を及ぼすようであっては、なんのためのツールなのか分からなくなってしまいます。
社会や大人がどれだけ言っても、最終的に判断するのは子ども達であることを考えると、子ども達の自律性をどう育てるのかが大きなポイントになってくるように思います。
「自分で起きる」「整理整頓ができる」「時間を上手に使う」などの「セルフコントロール力」を幼いうちから、身につけさせたいものです。
ぜひ、記事をご覧いただき、家庭でも話題にしていただけると幸いです。