2015.1.17 阪神淡路大震災から20年 その2
- 公開日
- 2015/01/17
- 更新日
- 2015/01/17
校長室から
20年という節目となり、今年は、例年以上に「阪神淡路大震災」に関連するテレビ番組や新聞記事を目にします。
インターネット上でも、今日の「Yahoo!」のトップページは、写真のように震災の写真が重ねてあり、スクロールすると、その震災のすさまじさを改めて振り返ることができ、震災から学ぶべきことを分かりやすく解説してくれます。例えば・・・、
・亡くなった方の原因は、家屋の倒壊と家具の転倒による「窒息と圧死」が77%と最も高く、家屋の耐震化と家具の固定が必要なこと。
・原因が判明した火災件数のうち、6割が通電火災(電気関係による火災)であったことから、避難するときは、ブレーカーの遮断が必要なこと。
・地中に配管が埋まっているため、完全復旧するまで、水道が90日、ガスが83日だったことから、日頃から水などの非常品の備えが必要なこと。
などです。
「首都直下型地震や南海トラフ巨大地震が今後30年以内に70%の確率で起きるといわれています。阪神・淡路大震災を忘れずに、「いま、地震がおきたらどうなるか」を想像して、できることから備えましょう。」
と、特集の最後に結ばれています。
昨日も書きましたが、「亡くすことを防げた命」は、確実に防げるよう、過去の大震災から学ぶ必要があります。
NHKスペシャル「シリーズ阪神・淡路大震災20年」が今晩・明日(どちらも21:00〜)と放送されます。震災当日のこと、今日までの20年のこと、これからの対策のことが放送される予定です。
生まれる前に起きた震災を知らない古北っ子も、家族で見て、震災や防災に対する事柄を学ぶのもいいかもしれませんね。