2015.2.1 北方町学校づくり研究会
- 公開日
- 2015/02/01
- 更新日
- 2015/02/01
校長室から
昨日は、「器楽クラブ交流会」の後、午後から岐阜県本巣郡北方町で行われた「北方町学校づくり研究会第1回フォーラム」に参加しました。
ちなみに、会場に近づくと、気温を示す路上の表示板は「3度」。どおりで雪が舞うはずです。
会には、北方町の先生をはじめ、近隣の地区の先生、丹葉地区(尾北の3市2町)の先生もたくさん参加していました。割合でみると、全参加者のうち江南市の先生の割合が最も高いくらいです。遠くからは、福井県の先生もみえていました。本校からは、私の他に、井戸先生、増田先生が参加しました。
今回は、岐阜市にある東長良中学校で教鞭をとった経験のある3人の先生方が講師として「学級づくり」のポイントを説いてくれるものです。
東長良中学校は、岐阜市の公立中学校でありながら、生徒の学習規律の良さ、学び合いをベースにした学力定着を図る授業スタイルは特筆するところがあります。そんな校風から学ぼうと、毎年行われる東長良中学校及び隣接する長良東小学校の研究発表会には、全国から多くの教員が参加します。江南市の小中連携や、学習規律も長良東小学校・東長良中学校をモデルにしているところがあります。
そんな校風を築くベースとなるのが「学級づくり」なのです。
3人の先生の「学級づくり」に共通しているのは、「いかに子どもに寄り添う時間を多くするか」「いかに一人一人をとらえるか」「いかに褒め・認め・はげますか」というところに集約されているように思いました。
どの先生も、自分なりの「教育理念」が確立されており、その実践を重ねる理由や重ねるとどうなるかという理論が、よく分かりました。
外の寒さとは真逆の、語る側と聴く側の熱い思いが会場内に充満していました。
自分自身、教員になった理由に、担任となって子どもたちと触れ合いながら、それぞれの成長を助けていきたい、というものがありました。今思えば、勢いだけでやっていたような部分もあり、恥ずかしい限りですが、子どもたちや保護者の方に支えてもらいながら、自分は随分と成長でき、少しずつ学級づくりが形になっていったように思います。
教科指導や行事の際の指導も、「学級づくり」がいかにしっかりされているかで、その伸び率は随分と異なってきます。それほど大切な「学級づくり」です。
「古北小の学級づくり」をさらによりよくするために、これからも本校職員と共に学び続けたいと思います。