2015.3.16 将来について考える
- 公開日
- 2015/03/16
- 更新日
- 2015/03/16
校長室から
今日は、6年生に校長による「授業」を1・2組、各教室で実施しました。
内容は「キャリア教育」がベースとなった、「将来の就職観」について考える学級活動です。資料は、自作資料で、以下のような家族の会話から、「就職観」について考えていきます。
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主人公ケイコは、女子サッカー選手を夢見る小学6年生。そんな娘の夢に対して「有言実行」したイチロー選手などを引き合いにする母と、誰もがかなうわけじゃないと言う父。そんなことを聞かされ、女子サッカー選手になる道のりも、実は平坦ではないことを知り、本当に実現できるのか揺れ動くケイコ。しかし、両親がかつて描いていた夢と現実について父から話を聴くと、もう一度がんばろうという気持ちになります。
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6年生では、「就きたい職業について調べる」ことをします。上記の内容は「職業に対する多様なものの見方や考え方について理解する」という目標に近いため、中学1年生で学ぶのが適切かもしれません。しかし、あえて一歩進んだ目標について学習することで、夢や目標をもって、中学校生活をがんばってほしいという願いから、実施をしました。
授業では「今日の授業に題名をつけるとしたら」というまとめの発問に対して、「夢に向かって」「夢に近づくために」など、夢に向かってがんばる姿勢の大切さが伝わったようでした。また、感想には「有言実行できるようにがんばりたい」「どんな仕事でも就ける『土台』作りをしっかりしたい」など、授業で掲げたキーワードが用いられたポジティブな感想をいくつも見ることができ、うれしく思いました。
しかし、久しぶりの授業にワクワクしすぎて、伝えたいことを凝縮しきれなかったのは反省点です。時折、笑いを交えながら和やかな雰囲気で授業を進めることができましたが、次回の授業までに、腕を磨いておかなければ、と思った今日の授業でした。
6年生の皆さん、楽しかったです。ありがとう。