2015.3.22 選手宣誓
- 公開日
- 2015/03/22
- 更新日
- 2015/03/23
校長室から
昨日から、春の到来を感じさせるものの一つである、「選抜高等学校野球大会」が甲子園球場を舞台に始まりました。今年で「87回目」です。
野球の試合はもちろんですが、春の大会も、夏の大会も、試合以外にいつも気にしているものがあります。「選手宣誓」です。
今回の敦賀気比高校主将の篠原涼選手の宣誓も聞く者の心を引き込むものでした。
以下にその宣誓文を掲載します。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
宣誓
高校野球の全国大会が始まって100年
戦争による中断や震災など いくつもの困難を乗り越えて
今 多くの皆さんに支えられ 大好きな野球ができることに感謝します
グランドに チームメートの 笑顔あり 夢を追いかけ 命輝く
生まれ育ったふるさとで 移り住んだところで
それぞれの思いを抱きながら 見て下さっている全国の皆さんに
生きていることを実感してもらえるよう
この甲子園で 自分らしく 精いっぱい プレーすることを誓います
平成27年3月21日
選手代表 敦賀気比高等学校硬式野球部主将 篠原 涼
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
宣誓文はじめの「いくつもの困難を乗り越えて」の下りを聞いて、「日本人って、ホント野球が好きなんだなぁ(自分を含め・笑。今日もスポ少応援してたし…)」と思いました。と同時に、「できることの感謝」を伝えるところはさすがだなと思いました。
そしてさらに、今回は「短歌」が入った、実に味のあるものでした。
全チームから抽選で選ばれ、時には、大きなプレッシャーになると思いますが、いつも「熱く温かい思い」を伝えてくれる宣誓文は、これからも楽しみの一つにしたいと思います。
そして、憧れの地で、精一杯のプレーをしてほしいと思います。
(※写真は、朝日新聞から引用しました)