学校日記

2015.3.24 修了式式辞

公開日
2015/03/24
更新日
2015/03/24

校長室から

今日は、1〜5年生の修了式を執り行いました。どの学年も、大変立派な態度で、臨むことができました。式辞は以下の通りです。
 
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ただ今は、みなさんに、修了証を渡しました。
このときの「しゅうりょう」という漢字は、3年生で習う「終わり」の「しゅう」という字ではなく、5年生で習う「修める」の「しゅう」を用いた「修了」となります。
これは、「終わりました」という意味ではなく、「きちんと整えおさめました」という意味になります。
もう少し、分かりやすく言うと、「みなさんは、この一年で、様々なことを勉強し、きちんと身につけましたね」ということです。

どうですか?みなさんは、しっかり勉強してきましたか?「できたよ」と言う人、手を挙げてみましょう。

手を挙げてくれたように、みなさんは、多くのことを勉強し、身につけてきました。
例えば漢字で振り返ってみましょう。それぞれの学年で1年間、どれだけ勉強してきたか知っていますか?1年生では80、2年生で160、3年生では200、4年生では200、5年生では185も学んできたのです。卒業した、6年生は181だったので、小学校のうちに、合計で「1006」も学ぶのです。

学校の登校日数が、1年間で約200日であることから、2年生から6年生は、ほぼ、1日に一つずつ、漢字を学んできたことになります。

1日に200個覚えようと思ってもなかなかできません。しかし、1年間をかけて、「コツコツ学ぶ」から身につくのです。皆さんは、今年一年、そのようにして漢字以外にも多くのことを学んできたのです。まさに、「継続こそ力なり」です。
ぜひ、4月からも、そんな「コツコツ学ぶ」ことを大切にしてください。1日1日の授業を大切にしていけば、一年後の3月には、また多くのことを学び、身につけているはずです。

さて、4月からの1年間、皆さんは、本当に様々なことに頑張って取り組み、学力以外に、心も体も、随分と成長してきました。
「ABCを大切に」してきたことから、学校は、今まで以上に整い、さわやかな校内になり、「全力」で取り組む姿勢は、多くの場面で感動を与えてくれました。

ぜひ、これらのことは、4月からも続けていきましょう。皆さんがさらに成長し、古知野北小学校がさらによりよくなるはずです。

春休みは長くありませんが、今までと同じように、危険な箇所に行かない、交通事故に遭わないことを約束して、また、4月に元気なみなさんに会いたいと思います。

以上で、修了式の式辞とします。