2015.4.19 愛される学校づくり研究会
- 公開日
- 2015/04/19
- 更新日
- 2015/04/19
校長室から
今日は、午後から「愛される学校づくり研究会」に参加してきました。この研究会は、教職員のみならず、企業の方や大学の先生、保護者なども所属している自主研究会です。
昨年度途中に加入しながら、なかなか定例会に参加できず、今年度の第1回となった、今日、ようやく参加することができました。
この会は、学校に関わる皆さんから愛されるための様々な研究を行うとともに、会員の力量向上を図るための研修、情報交換、発表をすることを目的としています。
第1回の今日は、本年度の研究の中心テーマの確認と、二つの話題をもとにした意見交流が行われました。
テーマは「タブレット一人1台の時代を見据えた授業のあり方」というもの。そして、二つの話題は「ICT教具論からの脱却」と「採用活動を通じて感じる『今どきの大学生』」です。
文科省は、2017年に「タブレット一人1台」になるよう、環境整備を進めることを提案しています(※全児童・生徒が手にするのではなく、授業で活用しようとしたときに、一人1台行き渡るように、学校として40台を持っているもの)。
よって「テーマ」と、「ICT教具論からの脱却」の話題を元に、研究会として、どのような方向性で研究をしていくか、が議論されました。しかし、先進国の実態や私たちが考える理想論と、現実の環境や実態がマッチしていないため、どのような方向で進むのか、着地点は見えてきません。しかし、その議論こそが大切です。教育に対して、理念をもった先生方ばかりなので、それらの意見が今後、方向性を生み出すはずです。今後の話し合いが楽しみです。
また、「採用活動を通じて感じる『今どきの大学生』」の話題からは、負の側面に対して「そんな大学生にしたのは私たちだ」という声も上がり、私自身も猛省。今後の教育活動をどうしていくか、考え直すきっかけとなりました。
なお、何人かの会員と挨拶をしましたが、必ず「ホームページ見ていますよ」と言っていただけたのは、とてもありがたく、うれしいことでした。初めてお顔を拝見する方からもそう言われるのですから、ホームページの可能性を改めて感じました。中には、「(記事を)パクります」と言われ「どうぞ」というやりとりも(笑)。互いに高め合えそうです。
今後、ここでの学びは、本校の教育活動の実践に生かしていきたいと考えます。「古北進化計画」のために、私も学び続けます。
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■愛される学校づくり研究会