2015.4.24 本に関する記念日が続くこの時期にあたり…
- 公開日
- 2015/04/24
- 更新日
- 2015/04/24
校長室から
昨日4月23日は、「子どもの読書活動の推進に関する法律」で定められている「子ども読書の日」です。また、「サン・ジョルディの日」(スペイン・カタルーニャ地方で、親しい人に本を贈る記念日)でもあります。さらに、4月23日〜5月12日は、「こどもの読書週間」となっています。本にまつわる記念日が多い、この時期です。
さて、そんな本に関する記念日が続くこの時期にあたり、興味深い調査結果が「教育新聞(4/23付発行)」にあったので、紹介させていただきます。
上図(※教育新聞(4/23付発行)より引用)のように、平成25年度の全国学力・学習状況調査では、「読書が好きですか」の問いに対して「『好きである』と答えた児童の平均正答率が最も高い値を示した」というもの。
そして、さらにそれらを基に調べたという調査研究では、「保護者が児童生徒に読書活動を勧めている場合も正答率が高かった」ということが結果として表れているのです。
「子供の学力に、親の年収や学歴が比例する」と言われることがありますが、上記の本にまつわるデータは、そうでない家庭も「結果を残している」というところが注目すべき点です。
活字ばかりの本に触れるもよし、絵本に触れるもよし、図鑑を眺めるもよし・・・。
様々な本に触れることで、世界は広がると思います。
「家庭で、大人が本を読んでいる姿を見た子どもは、本を読むようになる」というデータもあるようです。
ぜひ、親子で本に親しんではいかがでしょうか。
「本好き」の古北っ子が増えることを期待しています!