学校日記

2015.5.23 擦れ違いを減らす契機に

公開日
2015/05/23
更新日
2015/05/23

校長室から

少し前になりますが、「日本教育新聞」(4月27日付発行)に、小牧市立小牧中学校前PTA会長の学校ホームページに関する記事「HPに『地味でベタな内容』を 学校からの情報発信−保護者は何を求めているか」が掲載されていたので、その一部を以下に紹介し、引用させていただきます。

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(前略)最後にお勧めしたいのが「校長からの発信」である。昨今、「学校と家庭、地域との連携」という言葉は、どこの学校でも聞かれる。この「連携」のためには、学校のことをよく知ってもらうことが重要だが、学校の顔である校長を知ってもらうことも大切だと思う。
 ほとんどの保護者は校長との接点はない。「名前も顔も知らない」というのも珍しくないだろう。新校長であれば、なおさらである。学校HPに校長の「思い」を載せることで、保護者は校長を身近に感じ、学校も身近に感じることができる。
 学校現場は多忙だといわれ、中には、HPの更新に時間を割けないという教育関係者もいることだろう。私自身、PTA活動を通してさまざまな教職員と触れ合う中で、その多忙さを目の当たりにしてきた。しかし、情報が適切に発信されていれば、保護者の学校への信頼が高まるきっかけになり、学校と保護者の擦れ違いも減らしていけると考える。(後略)

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本校のホームページでは、多くの職員で記事を小まめに作成していますが、校長自らも365日「校長室から」を掲載しています。その理由は、まさにこの狙いの通りです。
おかげで、多くのアクセス数をいただくようになり、昨年度末の学校評価の各設問の回答に於いても、肯定的な値が増え、学校のことを理解していただいている方が増えてきていると実感しています。

ちなみに、寄稿されているこの方は、愛される学校づくりの在り方や学校HPの改善策を著書などで発信している方で、保護者目線で、鋭い切り口で、学校に提言をしていただける方です。私が参加している「愛される学校づくり研究会」にも所属されていて、関係HPには「お母さんは学校の応援団長」というコラムをこれまで26回に渡って、掲載をされています。勉強になる、話題を提供していただけています。

これからも、記事にあったようなスタンスを大切にして、本校HPの運用を心がけていきます。ご意見・ご感想もお聞かせいただければ幸いです。
引き続き、本校HPをご覧ください。よろしくお願いいたします。