2015.5.25 手元の作業を大きく見せる
- 公開日
- 2015/05/25
- 更新日
- 2015/05/25
校長室から
本ホームページで、「大型ディスプレイ」と「書画カメラ」の活用方法については、何度か紹介していますが、
・小さなものを大きく映す。
・手元の作業を映して、その方法や内容を共有化する。
ことに、その良さがあります。
写真は、2年生の算数ですが、求められた長さの直線を書くのに、どのように正しく定規を使用するか、代表児童(写真左に位置する、白のドットのワンピースを着た児童)の実演を書画カメラ(頭上にある白い機器)で映し、ディスプレイ越しに見ることができます。
教師や児童が作業をする手元を見るために、「集合!」と言いながら、その教師・児童の周りに集まっても、一部の児童しか見ることができず、後方に位置する児童は見えません。そのおかげで、関係のないおしゃべりやじゃれ合いが始まるなんてことは想定内のことです。
そうならないためにも、こうした方法は、全員が確実にその方法を見ることができ、共有化できます。
「大型ディスプレイ」と「書画カメラ」の組合せは、簡単な操作で扱えるICT機器でありながら、理解力を促進させるのに有効なツールです。
1教室に1セットずつあるといいのですが、現在は、各学年に1セットずつであるのが現状です。出力を「ディスプレイ」ではなく、「プロジェクタ」に置き換えれば、セット数はもう少し増えますが・・・。
よって、本校は、今年度も計画的にこれらの機器の配置を進めていきます。
早速、大型ディスプレイの発注を行いました。
「分かる授業」のために、こうして環境を整備し、指導法を高めていきます。