学校日記

2015.5.28 よい習慣を身につける

公開日
2015/05/28
更新日
2015/05/28

校長室から

「ABCを大切に」をスローガンに、今年も、子ども達の生きる力の土台となる部分を築くために、様々なことを意識させています。
 
おかげで、昨年一年間で、随分とよい変化が定着してきました。しかし、さらに高みをめざすために、特に、1学期は「進化計画 キラキラ古北」という合言葉で、一人一人が、さらに少しずつ意識を高め、今まで以上に、キラキラした学校にしていこう、と教育活動を展開しています。

これらを実行するには、今までできていることは、継続し、さらに「今までできていないことをできるようにする」ことが必要となります。しかし、それは大変エネルギーのいることとなります。

イエローハット創始者の鍵山秀三郎氏は、以下のことを言っています。

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 自分の人生を急によくしようとしても、よくなるものではありません。ひとつひとつ、「よい習慣」を身につける努力をする。これ以外に方法がありません。
 人間は95%を習慣で生きているといわれます。だとするならば、95%で生きている習慣を「よい習慣」に変える。このことが人生をよくする具体的な方法ということになります。永年、慣れ親しんできた自分の習慣を変えるのは、簡単にできることではありません。
 たとえば、右利きを左利きの習慣に変えるだけでも、大変な努力を必要とします。ところが、いったん左利きが習慣になりますと、意識して努力することなく生活することが可能になる。このように、習慣は一度身についてしまえば、生涯、無意識に使える便利なものです。「よい習慣」を身につけるためには、いったんやり始めたよいことを継続することです。
(鍵山秀三郎著「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」(PHP研究所)より引用)

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「よい習慣」にするべく、様々なことを意識することが大切になります。
しかし、このことは、学校だけでなく、家でも、校外でも、意識しないと「習慣のレベル」までには達しないということです。「継続こそ力なり」とは、よく言ったもので、すぐには身に付けることはできませんが、継続することで、将来の生き方さえ左右させる「大きな力」になります。

古北っ子には、ぜひそんな「よい習慣」を身につけるよう、毎日を過ごしてほしいと思います。ご家庭での協力も、よろしくお願いいたします。