2015.5.30 子どもの読書週間を培うために
- 公開日
- 2015/05/30
- 更新日
- 2015/05/30
校長室から
「子とともに ゆう&ゆう 6月号」の特集は「ひらけ!読書の扉」というもの。
その中で、「子どもの読書習慣を培うために、していること・したいこと」という「保護者の声」が掲載されていたので、ここに紹介したいと思います。
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・読書に苦手意識があるので、家で毎日15〜20分程度の読書タイムを設けて、家族で読書をしようと思います。(小3保護者)
・字ばかりの本だと嫌になると思い、図鑑や漫画など、子どもが興味を示した本を読ませています。本人の興味を大切にしたいです。(小3保護者)
・読み聞かせや、大人自身が読む姿を見せることが大切だと思います。身近に本をたくさん置いたり、家族で読書をする時間をつくりたいと思います。(小3保護者)
・年齢に関係なく、子供が読みたいと思う本を読ませました。いろいろな情報を身につけてほしいので、幅広く本に親しんでほしいと思っています。(小5保護者)
・子どもは読書が好きではないので、「字を読むことに慣れる」という目標を立てて、読むことが楽しく思えるようにしていきたいです。(小5保護者)
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というもの。どれも「なるほど」と思うものばかりです。
「ゆう&ゆう」の記者のコメントには、「しかし、読み聞かせをしたり、本を多く与えたりしているにもかかわらず、習慣化されない場合もあるようです。本と出会うタイミングは一人一人違います。読書が苦手な子は、そのタイミングがまだ来ていないのかもしれません。話題になった本の話をしたり、映画やドラマ、アニメなどの感想を話し合ったりと、さまざまな角度からはたらきかけを続けることが必要です。」とありました。こちらも納得です。
個人的には、読まないより読んだ方が断然いいと思います。やはり、きっかけとなる「さまざまな角度からのはたらきかけ」を続けることが大切だと思います。
本校では、業前や給食後に読書タイムを設定したり、6月下旬には、「あじさい読書週間」を設けたりするなど、本に触れるきっかけを設けています。しかし、学校だけでは、なかなか「習慣」とまで定着しないのは事実です。ぜひ、上記の保護者の声も参考にしていただきながら、読書好きな古北っ子を、家庭でも育んでいただければ、と思います。よろしくお願いいたします。