2015.6.1 朝礼校長講話
- 公開日
- 2015/06/01
- 更新日
- 2015/06/01
校長室から
今日の朝礼では、以下の講話をしました。
先週から、運動会の練習が始まり、早速「ラジオ体操」の練習をしました。
また、今年度から、体育の授業の開始時には「サーキットトレーニング」を行うようになりました。運動をする前には、こうした「準備運動」や「軽く体を動かすこと」を行いますが、なぜでしょう。
理由の一つに、急に体を動かすと、思うように動かなかったり、ケガにつながったりするため、そうしたことを防ぐということがあります。
今から、その効果をみんなで確かめたいと思います。校長先生と同じようなことをしていきましょう。
まず、両手をあわせて親指を立てます。その親指の高さを覚えておいてください。
次に、右手で、左手の親指と人さし指の付け根の部分を、スクリーンに映っているように、よくほぐします。
それでは、もう一度、手をあわせてみて、親指を立ててみましょう。
どうですか、左右の親指の位置がずれていませんか。
左手の親指が、右手に比べて、より高く、人さし指との間が開いたのではないでしょうか。
「そうなったよ」という人。ほとんどの人がそうなったようですね。
ここに「準備運動」と同じ効果があります。
「屈伸運動」をすると、太ももやふくらはぎの筋肉を伸び縮みさせ、筋肉をほぐします。足の付け根の部分も柔らかくします。
また、腕を大きく回せば、肩の周りの筋肉を柔らかくさせ、動く範囲を広くさせます。
このように、運動をする前には、「準備運動」をしっかりして、体をほぐし、ケガの予防をします。
先日の「ラジオ体操」の様子をみていると、ほとんどの人がきちんとできていましたが、一部の人が、きちんとできていませんでした。しっかり準備をしないと、体が動かなかったり、ケガにつながったりします。
ぜひ、これからの体育の授業の前などに行う「準備運動」は、今日のことを思い出して、全員がしっかりできるようにしましょう。