2015.6.16 外国語活動
- 公開日
- 2015/06/16
- 更新日
- 2015/06/16
校長室から
昨日は、学校訪問でしたが、午後の「授業研究」は、6年生の学級で行われた「外国語活動」の授業でした。
2020年には、小学校での「教科化」への動きも見られ、小学校に勤める教師にとって、勉強し、実践を積み重ねていかなければならない時期になりつつあります。
そこで、昨日は、事前に市内の先生方に「授業の公開」の案内を配付させていただいたところ、13名もの他校の先生方が来校され、教室は多くの先生方であふれました。先生方の関心が高いことがよく分かります。
小学校における外国語活動の目標は、学習指導要領には以下のようにあります。
外国語を通じて、言語や文化について体験的に理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませながら、コミュニケーション能力の素地を養う。
これらは、相手の思いを理解しようとし、さらに自分の思いを伝えようと積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図ると共に、体験的に音声や表現に慣れ親しみ、スキル向上のみを目標とせず、コミュニケーション能力の素地を養うことが目的にあります。
ですから、楽しみながら学ぶ場面が多く設定され、「分からないから英語嫌いになる」児童はほとんどいません。みんな授業が楽しみです。
本校にはALT(Assistant Language Teacherの略)のグレッグ先生が、週に1日のみ指導に来てくれます(市内5小学校を巡回しているため)。グレッグ先生は、担任とティームティーチングを行い、明るくパワフルに、さらに授業を楽しくさせてくれます。しかし、毎週必ず行えるものではありません。そんなときは、担任が一人で行うことになり、担任はそのような力をつけていかなければならないのです。
昨日の授業研究では、担任が一人でも行える様々なアイデアが盛り込まれていました。子ども達は45分間、最後まで笑顔で授業に臨んでいました。「こうすればいいのか」というアイデアが盛りだくさんでした。
何よりも日頃の学級の雰囲気がいいことがベースにありますが、来校された先生方、本校の教員は多くのことを学ぶことができ、貴重な学びの場となったのは間違いないことでしょう。また、教科指導員の先生には、貴重なご意見もいただけ、さらに発展できそうです。