2015.6.19 予防が大切
- 公開日
- 2015/06/19
- 更新日
- 2015/06/19
校長室から
6月は、「歯と口の健康週間」(平成24年までは「虫歯予防デー」)があることから、学校でも、歯磨きの仕方を中心に、「虫歯にならないための指導」をする機会があります。
本HPでも紹介したように(参照:1年生☆歯の指導
、3年生 歯の健康指導)、市の保健センターから歯科衛生士と保健師さんによる指導や、写真のように、担任の指導などをしています。
6月15日付「教育新聞」の「口から語る健康」欄には、以下のような記述がありました。
「歯は一度壊れると自然には戻らない、という大原則や8020達成者の分析から、学童期の歯科保健が極めて重要である再認識されてきました。」
という一節です。このことから言えば、本校の上記の取組や、毎日の給食後の歯磨きなどの取組は、間違っておらず、安心するところです。
事実、現在の12歳児の「う蝕経験者率」(治療済みも含めて虫歯のある児童の率)は、50%を切ろうとしている時代だそうです。お父さん・お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんの世代に比べて、確実に、その率は減っています。
学校での指導や、家庭での意識の高まりが、そういった効果を生み出しています。
「虫歯は、病気である」と言う歯科医がいます。だとするならば、「かぜ」や「インフルエンザ」にかからないように、ということと同じように、「病気にならない予防」は大切であると考えます。
「歯の健康」について話題になるこの時期です。ぜひ、家庭でも、そんな話題をしていただき、適切に予防する習慣を身につける機会にしていただければ、と思います。