2015.6.27 西尾張体操大会に参加して
- 公開日
- 2015/06/27
- 更新日
- 2015/06/27
校長室から
今日は、本校が会場(江南市民体育会館)担当校となっている、西尾張中学校新体操大会に、大会部長として、終日参加していました。
多くの種目において、この地域は、3市2町(江南・犬山・岩倉・大口・扶桑)で地区大会を行い、その上位に入賞すると、西尾張大会に出場します。
しかしこの地区では、体操、バドミントン、相撲など、エントリー選手が少ない種目については、地区大会を省き、西尾張大会から実施します。
「西尾張大会」は、体操とバドミントンが皮切りとなって、本日より開催されます。
この大会の上位入賞を果たすと、県大会出場が決まります。そして、その先は、東海大会、全国大会と続きます。
3年生にとっては、中学校生活の集大成を発揮する場です。様々な思いがこみ上げてくる、夏の大会です。
さて、運動に親しみ、技術や能力を高めていくことは、一生の間でも、この10代で経験する部活動やクラブ活動だったという人は多いことでしょう。この経験が、後の人生のバックボーンになっているという人も少なくないかと思います。
この「部活動」のスタイルは、世界的にも珍しく、競技力の向上も図りますが、人間形成を主眼に置いたところが大きな特徴となっています。
中学校学習指導要領には、部活動について、「学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等に資するものであり」と触れられています。
私自身、中学校現場で、バスケットボールの指導に携わってきましたが、「よき選手である前に、よき中学生であれ」ということをよく言ってきたものです。
余談ですが、日本では、20もの種目で中学校体育大会が行われます(参照:全国中学校体育大会)。この辺りではなじみの少ない、ウインタースポーツもあります。
今日は、大会ですから、勝ち負けや、順位が出てしまいます。しかし、選手の皆さんには、順位よりもこれまでの過程を振り返っていただき、今後につながるものになることを願うところです。報われない努力はあるかもしれませんが、無駄になる努力はありません。ぜひ、夢に向かって、チャレンジし続けてほしいと思います。
なお、準備・片付けに、選手自らが積極的に動く姿を見て、とても感心をしました(写真)。さすが、自分を律して練習に励む選手の皆さんばかりです。
今日は、演技以外にも、さわやかな中学生の姿をたくさん見ることができました。
選手の皆さん、お疲れ様でした。これからの頑張りも、陰ながら応援しています!