学校日記

2015.7.15 「非連続型テキスト」を読み取る力

公開日
2015/07/15
更新日
2015/07/15

校長室から

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「テキスト」には、文章で表された「連続型テキスト」(物語、解説、記録など)と、データ等を視覚的に表現した「非連続型テキスト」(写真、イラスト、地図、図、チャート、グラフ、表など)があります。

この「連続型テキスト」と「非連続型テキスト」を総合的に読み取る場面は、日常でも数多くあります。「料金表を比較して駅で切符を買うとき」「料金プランから携帯電話の契約方法を考える」「地図から最適な旅行プランを考える」など、比較的、身近にあることに気づかされます。

最近では、そんな二つのテキストを総合的に読み取る力を測るために、「PISA(国際的な学習到達度に関する調査)」や「全国学力学習状況調査」において、図やグラフなどの「非連続型テキスト」を用いた出題が一般的になってきています。

そんな中、社会科の授業では、そんな力を付けるための方法がたくさんあります。
写真は、3年生の「校区探検」から分かることをまとめる授業「資料を基に古北小校区の特徴を書こう」ですが、様々な資料から、その特徴を拾い出している様子です。さらに、それらの資料を元に、明確な根拠を導き出す、ということをしています。

これらの力をつけるためには、やはり、日頃から、そういった読み取りができるよう、新聞を読んだり、読書(図鑑、事典など)をしたり、ニュースを見たりすることが有効だと思います。

夏休みは、そんなことを意識した、時間の使い方をするのも、一つの過ごし方かもしれませんね。