2015.7.20 くちびるに歌を
- 公開日
- 2015/07/20
- 更新日
- 2015/07/20
校長室から
今日は、江南市民文化会館に、江南市女性連絡協議会が主催する映画会で上映された、映画「くちびるに歌を」を見てきました。
中学校の合唱部を物語の柱としている映画だったため、今年3月に劇場公開されていたときに見に行きたかったのですが、行く機会を逸していました。今回、こうして見ることができてラッキーでした。
原作は、全国学校音楽コンクールの課題曲となった「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」の作者アンジェラ・アキさんのテレビドキュメンタリーをもとに作家・中田永一さんが書きおろし、読書メーターおすすめランキング第一位にも輝いたベストセラーです。
あらすじは以下の通りです。
東京から柏木ユリ(新垣結衣)が、長崎県五島列島にある中五島中学校へ音楽の臨時教員として赴任してくる。彼女がこの青い海に囲まれた故郷へ帰ってきたのは、数年ぶりのことだった。生徒たちの間では美人でピアニストとして活躍していた柏木の話題でもちきりに。当の柏木はそっけない態度で生徒たちに接し、生徒からせがまれてもいっこうにピアノを弾こうとしない中、嫌々ながら合唱部の顧問を引き受ける。女子しかいないところに男子が入ってきた上に全国コンクールへ混声で出場することが決まり、合唱部の部員たちは混乱する。コンクールの課題曲は『手紙 〜拝啓 十五の君へ〜』。柏木は部員たちに15年後の自分へ手紙を書くよう言う。そこには、普段明るく見せていてもそれぞれ悩みや苦しみを抱え、だからこそ仲間とひとつになって歌う合唱に救いを求める生徒たちの姿があった。遠ざかっていたピアノにも生徒たちにも向き合うようになっていく柏木。そして迎えた本番当日、ある事件が起きる…。(※Movie Walkerより引用)
これからレンタルなどでご覧になりたい(9/2発売)、という方にネタバレするといけないので、内容については触れませんが、純粋に感動し、爽やかな気分になれる映画でした。
途中、観客の皆さんが一斉に涙をぬぐうシーンがあったり、「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」の合唱シーンでジーンと来たりと、単純に「見てよかった」と思える映画でした。
市内の中学校では、各学校が、秋に合唱コンクールを開催します。
良く歌う合唱曲も登場し、自分が担任なら、練習が始まる前に、この映画を学級で見て、合唱コンに対するモチベーションを上げようとするかもしれないな、とふと思いました。
先生や中学生にお勧めかもしれません。
■映画「くちびるに歌を」公式HP