2015.7.24 先生の夏休み
- 公開日
- 2015/07/24
- 更新日
- 2015/07/24
校長室から
プール開放の監督ボランティアでみえた保護者の方が「夏休みなのに、先生方が職員室にたくさんみえて驚きました」と言ってみえました。
ボランティアの受付をすると、職員室前を通ってプールへ移動する動線のため、職員室内が見えてのひとことです。
まだ、昔のように「夏休み=先生も夏休み」というイメージはあるようです(笑)。
夏休みと言っても、それは「子ども達」の話しです。「先生」は、普通に出勤し、1日を過ごします。
「では、お盆などはどうやって休まれるのですか」と聞かれた方がみえます。
お盆の間も、市役所に勤めてみえる方がそうであるように、基本的には勤務日です。しかし、今年で言うと8月10日(月)〜14日(金)は、「会議や出張を行わない期間」として、県下で共通理解が図られているため、休暇が取得しやすくなっています。
そこで、「夏季特別休暇」というものが6日まで取得できるので、それを行使して、お盆の前後に休暇を取る先生方が多くみえるのです。
しかし、先にも記したように、勤務日ですから「日直」の先生が常駐しています。幸いお客さんや電話も少なく、自分の仕事がはかどるので、中には、好んでその日を日直に選ばれる先生もいます(笑)。
また、ここぞとばかり、対外的な会議が多く組まれるのも夏休み中の特徴です。最多が、私と初任者の「15回」。夏休み中の平日が「30日」ですから、その半分の日数は学校を離れることになります。他にも、「11回」「9回」という職員もいます。その合間を縫うようにして、自然教室・出校日・親子清掃・日直・プール当番・街頭指導などがあるため、残りの日数を数えると、ほぼ休みを取ることができなくなる先生もいます。中学校の先生方は、これに「部活動」が加わります。
しかし、気持ち的にはゆとりがある期間であることは間違いありません。この期間にリフレッシュをしたり、この期間だからこそできる研究や研修に励んだりし、2学期に備える期間でもあります。
そんな夏休みが、先生の夏休みです。古北っ子が宿題に手伝いにがんばっている間、先生もがんばっているんですよ。