学校日記

2015.8.23 月と土星

公開日
2015/08/23
更新日
2015/08/23

校長室から

昨夜は、「2015.8.11 今月の注目天文現象」でお知らせしたとおり、南西の空に、月と土星が並んだ様子を見ることができました。

南西に輝く月の少し離れた左の真横に一つだけ輝く星がありました。それが土星です。
肉眼で、その輝きはとらえることができました。もちろん、輪は見えません。

そこで、天体望遠鏡をセッティングし、早速、観測。すると、クレーターのはっきりした月をとらえた状態から、左方向へレンズをスライドさせていくと、小さいものの、輪が見えました。
家族を呼び、望遠鏡を覗くと、その度に「おーっ」と歓声です(笑)。

その後、写真を撮ろうと思うも、なかなか上手く撮れません(汗)
ピント、明るさ、セッティングをしている間に、地球の自転のせいで、レンズから星の位置がズレています(汗)
また、チョコンと望遠鏡に触れようものなら、あっという間にレンズから外れてしまいます。0.1mm望遠鏡がズレれば、どれだけズレるやら…(汗)
いやー、難しいですね。1時間、格闘した結果、あきらめました(涙)

残念ながら、その様子をお伝えできないので、イメージをお伝えします。
天体望遠鏡のレンズからは、ちょうど、「ごま粒」程の大きさで、図のような輪のついた土星が見えました。
(※写真は、フリー写真素材集より)

とても遠くにあり、ロケットで向かっても、何年もかかると言われている星が、こうして近くに見えることに、なんとも言えない感動が湧きます。

古北っ子の皆さん、今後も機会があれば、ぜひ、様々な宇宙に浮かぶ星の姿を見てみませんか。感動しますよ!