学校日記

2015.9.20 車両ナンバープレートで脳を鍛える

公開日
2015/09/20
更新日
2015/09/20

校長室から

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この5連休、車に乗って出かける家庭も多いと思います。しかし、渋滞にはまって、なかなか車が進まず、イライラするなんてことも・・・。

そんなとき、車両ナンバープレートの数を用いてゲームをしながら、和やかな雰囲気で渋滞を乗り切る遊びが、以下のもの。古北っ子には、遊びながら脳を鍛えてほしいところです。また、大人は、衰えを防ぐ「脳トレ」になるかもしれません(笑)。
車線変更してきた車や、曲がって入ってきた車のナンバーを優先するなどして、ルールを設けるといいでしょう。

●足し算・引き算
二桁の足し算や引き算をするもの。速く正解を導きます。
例)「24−67」の場合 24+67=91 24−67=−43
引き算をすると、例のように「マイナス」が発生することがあります。その概念を教えてしまって通常ルールにするか、大きい数から小さい数を引くルールにするかは、各家庭におまかせします。

●10(テン)パズル
四則計算で「10」を作るもの。数字の順は並び替えてもかまいません。
例)「11−38」の場合 (8−1+3)×1=10 
なお、どうやっても「10」にできないナンバーもあります。そんなナンバーを発見するのも、高度な遊びかも。

●等式を作る
ナンバーの途中に「=」をつけて、等式を作るもの。並び替えはしません。
例)「22−48」の場合 2+2+4=8
例)「23−15」の場合 2+3=1×5 あるいは 2×3=1+5
例)「・6−23」の場合 6=2×3
例)「46−24」の場合 4×6=24 あるいは 4−6=2−4
「=」をどこに入れるか。また、数字を分解せずにあえて二桁にするか、発想を柔軟にするといいでしょう。

●「カプレカ数」を作る
4桁の数字を並べ替えて、最大にしたものから最小にしたもの引くことを繰り返すと、必ず「6174」という謎の数字にたどり着きます。これを「カプレカ数」と言います。この「カプレカ数」にたどり着くまで計算をするものです。
例)「36−95」の場合
 (1)「9653」が並び替えた最大数。ここから計算を始める。
 (2)9653−3569=9284
 (3)9842−2489=7353
 (4)7533−3357=4176
 (5)7641−1467=6174(完成!)
インドの数学者のカプレカさんが発見したものです。ちなみに3桁は「495」です。これは高度な遊びですね。