学校日記

2015.10.3 赤い羽根共同募金

公開日
2015/10/03
更新日
2015/10/03

校長室から

今日の午後は、江南市社会福祉協議会の活動の一員として、市内のスーパーで、街頭募金活動を行ってきました。
「赤い羽根共同募金にご協力よろしくお願いいたします!」と言いながら、募金を呼びかけます。すると、何人かの方が、買い物の前後に足を止めて、募金してくれます。とてもありがたいことです。

さて、この募金運動は、毎年、10月1日から始まるもので、12月31日までが、「運動期間」となります。中でも、「12月」の1ヶ月間は「歳末助け合い」の共同募金運動となります。「共同募金」の愛称が「赤い羽根共同募金」なのです。特に「赤い羽根」を用いるのは、昔、ヨーロッパやアメリカで赤い羽根が「善い行い」や「勇気」の象徴とされてきたことによると言われています。

世の中には、体の不自由な人や高齢者など、手助けを必要とする人々が暮らしています。共同募金は、支援を必要とする人々のための募金です。
集められた募金額の主な使い道は、「お年寄りのため」「障がいのある方のため」「子どもたちのため」「街の福祉のため」「災害復旧支援等のため」「歳末助け合いのため」などに使われます。これらの募金額は、各自治体で使い道を考えて、様々な支援に配分されますが、江南市の使い道の中には、各小中学校への助成もあり(もちろん、古知野北小学校も!)、福祉実践教室に使われたり、福祉関係の図書の購入に使われたりしています。

実は、平成7年をピークに、年々、総募金額が減っているのです。平成26年の募金額は、平成7年の約70%でした。多くの額があれば、それだけ使い道も幅が広がり、多くの人に役立てることができます。

今後、私たちが困ったときには、ひょっとしたら、これらの募金のお世話になることがあるかもしれません。古北っ子のみなさんも、自分でお金を稼ぐようになったら、「お互い様」の心で、額の大きさではなく、気持ち込めて募金活動に参加できるといいかもしれないですね。
運動期間は、「10月1日〜12月31日」ですよ。

(※写真は、今年度の愛知県版の共同募金運動ポスター。サッカーJリーグ・名古屋グランパスの矢田選手がモデルになっています)