2015.10.15 ベースボール型ボール運動
- 公開日
- 2015/10/15
- 更新日
- 2015/10/15
校長室から
高学年(5・6年生)の体育では、「ベースボール型」のボール運動を行います。
小学校では、ソフトボールや、ティーボール、三角ベースなどの形で実施します。
現在、6年生では、「ティーボール用のやわらかいボール」を用いて、「グローブなし」「バット使用」という形でベースボール型のボール運動を実施しています。中学年で実施した「キックベース」「ハンドベース」から、少し発展した形になります。
男女混合のチームで行うため、技能に差がありますが、みんなが楽しく声をあげながら取り組んでいるのが印象的です。
というのも、特に、男子児童が女子児童に対して、具体的にアドバイスをしたり、プレーに対して「いいよ」「惜しい!」などの賞賛の声かけがしっかりできていたりするところに、そんな要因があるでしょう。
また、ピッチャーは下手投げで打ちやすいボールを投げ、誰もが打ち返す楽しさを味わえるようにします。ベースボール型の運動を実際に経験することが少ない女子児童にとって、楽しさを味わえる瞬間です。
しかし、そんな形をとりながらも、チームスポーツの特性を生かしたプレーをしなければなりません。アウトをとるためには、どこへボールを投げるのか。そんな確認をすることで、コミュニケーションが生まれ、具体的なベースボール型の運動特性を学びながらプレーは進められます。
このような形で触れることにより、球技に対する理解が深まり、楽しさが増していきます。
2020年の東京オリンピックには「野球・ソフトボール」が加えられそうです。ベースボール型の球技に理解が深まれば、楽しく観戦・応援できますね。