学校日記

2015.10.24 高校生の東海大会を堪能

公開日
2015/10/24
更新日
2015/10/25

校長室から

今日は、岐阜メモリアルセンターで行われている、高校生による3つの東海大会を観戦。
「東海マーチングコンテスト」(愛・三・岐・静・長)、「高校野球秋季東海大会」(愛・三・岐)、「東海高校新人陸上競技選手権大会」(愛・三・岐・静)の3つです。

陸上競技大会は、全国大会にはつながっていませんが、インターハイに出場している選手がいます。また、マーチングも野球も、全国大会がかかった大会であり、全国大会常連校も出場するなど、どれも非常にレベルの高い競技(コンテスト)ばかりです。

まず、開場までの2時間を並んで座席を確保した「メモリアルセンターで愛ドーム」で行われたマーチング。出場14高校のうち、8校は愛知の学校です。愛知のレベルの高さに目を見張ります。近隣では、江南高校や木曽川高校が出場しています。結果、金銀銅の三賞のうち、金賞5校は全て愛知(残り3校も銀賞)。その中から、3校(愛工大名電、木曽川、安城学園)が全国大会出場を決めました。動きながらでありながら非常に繊細で迫力のある演奏、そして統率のとられたパフォーマンスは、そのクオリティの高さから、時間が経つのも忘れ見入っていました。早朝より並んだ甲斐がありました(笑)。

そのマーチングが終わると、すぐに長良川球場へ移動し、高校野球秋季東海大会準決勝の「東邦×三重」を観戦。結果は、3×1で東邦が決勝進出を決め、春のセンバツの切符をほぼ手に入れました。試合は、次回のドラフト候補に名を挙げる「バンビ2世」こと藤嶋投手の投打による活躍を間近に見ることができました。
しかし、ひいきのチームでなくても、ファインプレーをすれば、スタンドから大きな拍手が送られるのはいい光景です。三重のセンターのダイビングキャッチや、東邦のセカンドの華麗なボールさばきは大きな歓声がおきました。
また、5回終了後のグランド整備の動きは「すごい!」の一言につきます。出場を果たせなかった他チームの高校球児がダッシュでトンボを持ってグランドに入ると、非常にスピーディーに整地します。その整地をしてくれた球児に対して「グランド整備ありがとうございました!」と、東邦ナインが一列に並んで、お礼をするところも、なんとも言えない清々しさがあります。高校野球のいいところです。

その後は、さらに長良川競技場へ移動し、陸上競技大会を観戦。長距離で、現在、日本代表で活躍される鈴木亜由子選手を彷彿させる、時習館高校の西川選手が新記録を出したり、身近な古知野中学校や大口中学校出身の高校生が入賞を果たしたりするなど、こちらも見所がいくつかありました。

今日は「文化・スポーツの秋」を堪能した一日でした。疲れを感じさせない充実した1日となりました。まさに、心にエネルギーをたくさん補給できた1日となりました! 
古北っ子も、何年かしたら、今日のような舞台に立っているかもしれませんね。