2015.11.2 分かりやすく伝えるために
- 公開日
- 2015/11/02
- 更新日
- 2015/11/02
校長室から
今日の「古北っ子集会」は、保健委員会による発表でした。
発表の形式は様々な形がありますが、今回の保健委員会は、「書画カメラ」と「プロジェクタ」を使った発表形式。
体育館に入ると、既に機器が準備されており、てっきり「写真」「グラフ」などを表示しながら、解説を添えて、話が進められているものとばかり思っていました。
しかし、そうではない活用の仕方に感心をしました。
まず紙にプリントアウトした「キーワード」を表示(左上段)。
次に「ペープサート(紙人形)」が登場。二つの人形が会話をしながら展開していきます(左中段)。ちなみに、人形は、カメラに写せばいいので、実物の大きさは「15cm」程度です。大がかりな準備は必要ありません。
すると、今度は、歯の模型が登場(左下段)。体育館で実物を見せるには、小さいですが、こうすることでダイナミックに、そして細部まで見せることができます。
大切なポイントは「矢印」がついた指示棒で確認。
この作業を、子ども達が手際よく、書画カメラの3方向から行います(右上)。
小さなモノを大きく見せることで、「準備を軽減しつつも、しっかり伝える」という授業でも使われているICT機器の活用の仕方を、実にうまく行っていました。
わかりやすい話しは、見ている者を集中させます(右下)。
今後、総合的な学習の時間などの発表で使えそうな手法です。
「分かりやすく伝えることの大切さ」を見せてもらった今朝の集会でした。関係児童・先生方に感謝です。