学校日記

2015.11.7 羽黒小学校の研究発表会に参加して

公開日
2015/11/07
更新日
2015/11/07

校長室から

昨日は、午後から、犬山市立羽黒小学校研究発表会にお邪魔しました。
研究主題は、「自ら考え表現できる子の育成 〜「伝え合い」を生かした自力読みの活動を通して〜」。的確に理解し、論理的に思考し表現する能力や、互いの立場や考えを踏まえて伝え合う能力を育成することで、学力を高めていこうというものです。
特に国語科を中心とした研究で、そこで培ったことを全教科・全領域に広げ、活かしていこうというものです。

どの教室でも、「自分たちの言葉で表現し、伝える」場面が見られ、多くの級友と関わりあいながら授業に取り組んでいる姿が印象的でした。

授業後の講演は、立命館小学校国語教育アドバイザーの岩下修先生。2月の中間発表会でも、多くの学びがありましたが、「知的でアクティブな言語活動を成立させる」と題した講演は、これまで自分が学んだことのあることを確認できたり、新しい学びを得ることができたりしました。

本題に入る前に話された内容に、以下のような印象的なものがありました。



・対話は全ての活動で行われている。聞いてくれる人がいるから、たくさん語れる。そして、語ることで、事後的に理解できている。
・立命館小学校でのことだが、児童が発表を読んでしまっている。いくら内容が良くても頭に入ってこない。人の方を見ることが大切。
・できなったとしても、発表する前と発表した後は、人の方を見るだけで、かなり違ってくる。このことは普段の挨拶も同じ。挨拶をする前、した後に、顔を見る。空気が違う。


など・・・。「聴き手(相手)を見る」ことの大切を説いていました。
この「聴き手を見て話す」ことは、本校で意識して取り組んでいることです。取組に間違いがないことを確認することができました。さらに、しっかりできるよう、取り組んでいきたいと思います。

昨日は、羽黒小学校で有意義な時間を過ごすことができました。