学校日記

2015.11.13 いよいよ1週間後に

公開日
2015/11/13
更新日
2015/11/13

校長室から

「かがやき学芸会」が、いよいよ一週間後に迫ってきました。 
朝の学級の黒板には、「衣装に着替えて、すぐに体育館に行きます。今日も『全力』で練習にがんばりましょう」というメッセージが書かれているところもあり、練習に力が入っているのが伝わってきます。ちょうど、昨日から「下見」も始まり、「もうすぐ本番だ」という緊張感も伝わってくるようです。

この学芸会ですが、学習指導要領「特別活動編」には、



「言語力の育成の観点から,学芸会などで異年齢の児童が一堂に会して,互いに発表し合う活動を効果的に実施することが望ましい。」


という一文を見ることができます。
そうです。「言語力育成」というものが、一つのキーワードになっています。
様々な時代を背景にした会話や、様々なシチュエーションをベースにした会話、そしてそれらの表現の仕方・・・。様々な「言語活動」に触れる、よい機会となっているのです。

特に、低学年は、言語の世界の広さに触れることができ、高学年は、豊かな表現方法に触れることができるでしょう。
特に、低学年から見る高学年の劇は、劇団の劇を見ているかのように、その豊かな表現に驚きながら、真剣に劇を見入る姿が印象的です。

学校の教育活動には、教室の授業以外にも様々な活動があります。特に学芸会などの学校行事は、


「児童が日常の学習や経験を総合的に発揮し,発展を図る教育活動であり,各教科では容易に得られない体験的な集団活動である。」


と、同じく学習指導要領の一文にあります。「教科で得られない」ことを学ぶことで、新たな知識をえることができ、興味関心も広がることでしょう。

そんな位置づけで行われている学芸会であることも踏まえていただきながら、今年も多くの保護者・地域の皆様にご覧いただければ、と思います。よろしくお願いいたします。