学校日記

2015.11.29 駅伝に思う

公開日
2015/11/29
更新日
2015/11/29

校長室から

今日は、江南市スポーツ少年団の駅伝競走大会が行われました。そこで、今日は駅伝について思うところを一つ…。

一本の襷(たすき)をつなげ続け走りきるその姿は、長距離走の枠を超えて、「団体競技」特有の一体感がある「駅伝」。見応えがあり、個人的に好きなスポーツの一つです。「1+1+1+1+1=5」にならず、時には「6」や「7」のパワーを発揮するのですから、そこがまた競技の魅力でもあります。

日本発祥であることから、国際名称でこそ「Road relay」と言いますが、「Ekiden」とそのまま呼ばれることもあるというのですから、なんだかうれしいですね。

さて、その駅伝の発祥は、1917年のこと。「東海道駅伝徒歩競走」と呼ばれた競技は、「京都三条大橋」を午後2時に出発し、「東京上野不忍池」までの23区間の「約508km」を昼夜問わず走り抜けるものというのですから驚きです。そんな長い距離のフィニッシュは、「翌々日の午前11時34分」という過酷なレースです。
実は、「駅伝」という言葉そのものは、720年に完成した「日本書紀」に記載されているのです。首都と地方の間の道路網に「30里(約16km)」毎に置かれた中継所のことを「駅」と呼び、そこには、宿泊施設があり、馬を置いていたのです。「駅」に当時の朝廷の使者が到着すると、次の「駅」まで、馬を用意するのでした。これを「駅伝貢進」と言い、「駅伝」の語源になっているのです。

冬は、長距離走の季節ですが、同じく駅伝の季節でもあります。
以下は、主な駅伝競走大会です。

※クリックすると、関係HPを見ることができます↓
12/ 5 愛知県市町村対抗駅伝競走大会
12/13 全国中学校駅伝大会(男子に古知野中学校が出場)
12/13 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝)
12/20 全国高等学校駅伝競走大会(男女開催)
1/ 1 全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)
1/2〜1/3 東京箱根間往復大学駅伝競走大会(箱根駅伝)
1/17 天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会
1/17 皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会
2/14 江南市民駅伝競走大会

テレビ中継されるものがほとんどで、今から楽しみです!