学校日記

2015.11.30 教科でコンピュータを活用

公開日
2015/11/30
更新日
2015/11/30

校長室から

写真は、4年生の「社会」の授業です。「社会」の授業ですが、場所は「コンピュータルーム」となっており、マウスを片手に、ディスプレイとにらめっこしています。

現在の学習指導要領には、「教育の情報化の概要」について触れられています。



第1節 学習指導要領における教育の情報化の概要について
(1)小学校
・各教科等においては、国語科における言語の学習、社会科における資料の収集・活用・整理、算数における数量や図形の学習、理科の観察・実験、総合的な学習の時間における情報の収集・整理・発信や日常生活・社会への影響を考えるなどの学習活動などでコンピュータや情報通信ネットワークなどを活用するほか、道徳において情報モラルを取り扱うこととした。


というものです。写真の授業は、下線の「社会科における資料の収集・活用・整理」に当たります。そして、こうした活動を通して、子どもたちの「情報活用能力の育成」も育むことをねらいとしています。
また、現在の子どもたちには、これからの時代に対応するために、「情報活用の実践力」「情報社会に参画する態度」を身に付けられるよう、情報機器に触れることを位置づけています。

なお、現在の学習指導要領から、ローマ字の学習が、かつての4年生から、3年生に移動しています。これも、3年生からコンピュータを扱うということが前提での措置です(国語での授業であるため、日常の中のローマ字表記を読み取るため、というねらいもあります)。

しかし、操作の様子を見ていると、実に手慣れている児童もいます。生まれたときから、これらのものが普通に身の回りにある今の児童にとって、「一般的な家電」と同じなのかもしれません。大人がついていくのに大変な時代になってしまったように思います(涙)。