2015.12.3 グループ活動
- 公開日
- 2015/12/03
- 更新日
- 2015/12/03
校長室から
3年生の図工の時間は、鑑賞の時間。
「だまし絵」を見ながら、何が隠されているか見つけます。
一人で追究してもいいですが、こういうときはグループの方が盛り上がります。特に、難易度が高くなればなるほどです。
資料は、グループに一枚。写真のように頭が自然と近づき、コミュニケーションが増えます。何が隠れているか…。口々に思いを言いながら、納得したり、反論したりし、考えを深め、まとめていきます。
そして、気づいたことをすぐに書けるようにホワイトボードがあります。
ホワイトボードは、「間違えてもすぐ消せる」という安心感から、書き込むスピードは断然速いものがあります。黒板で書かなくても、座ったまま自分の机で書いて、パッと見せるテンポの良い発表もできます。
これらの一連の流れは、この先、児童の成長と共に、よく出会う場面でしょう。
大学や専門学校で、共同で学んだり、社会で、グループで何かを成し遂げたり、創り上げたりするときによく見られる場面です。
議論して、ホワイトボードに要点を書き出し、まとめ、さらにブラッシュアップし…、というあの場面です。
グループにより「関わり合いながら学ぶ」ことで、多様な考えに触れ、刺激を受け、新たな知識を獲得することができます。教師が語るより、吸収力が高い場合さえあります。
「教室に多くの児童がいる」ということは、こうした関わりをもちながら学ぶことが大切だと考えます。これからも、タイムリーな場面で、グループを初めとした複数の児童による「関わり合い」を設け、古北っ子の力を伸ばしていきたいと考えます。