2015.12.8 日本の宇宙開発が熱い!
- 公開日
- 2015/12/08
- 更新日
- 2015/12/08
校長室から
小惑星探査機「はやぶさ」の技術力の高さを世界に示したのはまだまだ記憶に新しいところです。
その日本が、その後、H2Aロケットの打ち上げ連続成功や、「はやぶさ2」のスイングバイの軌道制御、そして、金星探査機「あかつき」の金星周回軌道への投入など、相次ぐ、宇宙開発に対する技術力の高さを世界に実証しています。
特に、「あかつき」は、2010年に、金星周回軌道への投入に失敗し、金星の軌道近くをさまよっていました。しかし、この度、夏頃から軌道修正制御をした結果、計画通りに実施されたとのこと。しかも打ち上げから5年が経ち、4年半という設計寿命を超えてのリカバーです。関係者の「こんなに堅固な探査機だったとは」というひと言も「Made in Japan」の素晴らしさを象徴しているかのようでうれしいですね。きっと「はやぶさ」のときのような復活劇に、関係者は、嬉しさでいっぱいのことでしょう。
しかも、その「立役者」に、プロジェクトチームの一員である女性が、様々な条件をクリアする必要がある非常に難しい軌道計算をしての成果というのですから、さすがです。
日本の宇宙開発は大変熱い状況ですね!
宇宙開発以外にも、国産小型旅客機「MRJ」の開発、新幹線の海外受注など、世界に日本の技術力を示す事業が相次いでニュースで報じられています。
まじめで、緻密な国民性が、実を結んでいるのですね。
古北っ子の皆さんの中にも、そんな先端技術の開発に関わる人が将来現れるかもしれませんね。楽しみです!
■金星探査機「あかつき」特設ページ
(※画像は、JAXAサイトから引用しました)