学校日記

2015.12.11 お母さんの睡眠時間

公開日
2015/12/11
更新日
2015/12/11

校長室から

総務省「社会生活基本調査」(平成23年実施、24年9月結果発表)によると、子どもの発達段階で、父親・母親の睡眠時間に顕著な差があることが分かります。

就学前から比較すると、小学生、中学生、高校生と進学するにつれ、母親の睡眠時間が確実に減っているのです。統計によると、高校生の子どもがいる母親の平均時間は「6時間13分」。「平均」ですから、これより長い人も、短い人もいます。「短い人」はどれだけ短いのでしょう…。
我が家にも高校生が二人いますが、確かに私より早くに起床し、お弁当の準備や家事を行っています。頭が下がるところです。

また、中学生の子どもがいれば、朝の部活動の関係で、やはり、早くに起床し、朝ごはんを作ったり、家事を済ませたり、ということがあるでしょう。この地域は、中学校も給食ですが、名古屋市はお弁当のところもあります。高校生の子どもがいる家庭同様、早くから準備をされることでしょう。

また、「子ども」を基準に考えれば、上記のようなことが考えられますが、中には、親(祖父母)の介護が必要な家庭もあるでしょう。そうすると、それらによって時間を必要とする母親もいるようです。

こうして見ると、普段、いかに「お母さんが頑張っているか」ということがよく分かると思います。古北っ子の皆さんは、まだこれから中学生、高校生になるのですが、今のうちから、自分でできる身の回りのことを進んで行う習慣を身につけられるといいですね。すると、中学生、高校生になってからも、お母さんの負担を軽減することができるかもしれません。
そして、お父さんにもがんばってもらわなければいけないですね(と言いつつ、私には耳の痛い話で…)。 

総務省統計局HP/平成23年社会生活基本調査
(※図は、11月23日付「日本教育新聞」より引用)

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