2015.12.22 2学期終業式式辞
- 公開日
- 2015/12/22
- 更新日
- 2015/12/22
校長室から
寒さを吹きとばす挨拶をしましょう。
「おはようございます!」
いいですねぇ。とっても元気なあいさつができました。さすがです。
まず、2学期の振り返りをしたいと思います。
雨が多くて、なかなか練習ができなかった運動会でしたが、全力で練習に取り組み、すばらしいものになりました。中でも、6年生の組立体操は、涙を流しながら見ている人もみえました。
6年生の陸上運動記録会も多くの人ががんばりました。中でも22名もの人が入賞しました。そして、さらに2名は、江南市、犬山市、岩倉市、丹羽郡の32小学校の中で、6位入賞を果たすという、すばらしい結果も残しています。
秋の遠足では、天気にも恵まれ、それぞれの学年が、学びを深めることができました。
かがやき学芸会も、全力で練習に取り組んだ成果が発揮され、温かい拍手をたくさんいただくことができました。
以上のようなことから、「古北っ子はがんばっていますね」という声を様々なところから聴くことができ、うれしく思いました。
イチロー選手の言葉を昨年紹介しました。もう一度確認したいと思います。
「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています」という言葉です。
皆さんは、まさにイチロー選手のように、コツコツと学校の活動に取り組み、そして、それらは大きな成果として結果を残しています。
ところで、この言葉に似た言葉を、今から約200年前の江戸末期に生まれた吉田松陰という人が、残しています。
「一日一字を記さば、一年にして三百六十字を得、一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う」という言葉です。
意味が分かりますか?
「1日に1文字を覚えれば、1年で360字を覚えられ、一夜に1時間なまければ、100歳までの間に36,000時間を失う」という意味です。
約200年前に生まれた人でさえ、同じようなことを言っています。
何事もコツコツと取り組み、時間を有効に使っていきたいものです。
そこで、今の言葉を冬休みの古北っ子に当てはめたいと思います。
「1日に一つ何かをすれば、冬休みで「15」のことができ、1日に1時間なまければ、冬休みで15時間を失う」ということです。
15時間という時間がどんな時間か分かりますか?1日の起きている時間が15時間です。ということは、1日損したことになりますよ。
ぜひ、冬休みも何事にもコツコツと取り組み、時間を有効に使ってください。
それでは、冬休みも、学校生活と同じように、早寝早起き朝ごはんなどの、家のABCを大切にしてください。そして、年末の大掃除などの「特別なこともバカにしないでしっかり」と、年末・年始の「TBS」も大切にしていきましょう。また、交通事故に気をつけて、病気にかからないように過ごし、1月7日には、元気に登校してほしいと思います。
以上で、2学期終業式の式辞とします。