2016.1.17 阪神・淡路大震災から21年
- 公開日
- 2016/01/17
- 更新日
- 2016/01/17
校長室から
「日本人が忘れてはならない『月日』はいつですか」と問われたら、何と答えるでしょう。「12.8」「8.6」「8.9」「8.15」などの、第二次世界大戦に関係する日にちを挙げる人は多いでしょう。また「1.17」「3.11」の大震災発生の日にちを挙げる人も多いのではないでしょうか。
今日は、そんな「1.17」です。21年前の「1995年(平成7年)1月17日」に「阪神・淡路大震災」が発生した日です。
5年前の東日本大震災が発生するまでは、戦後で最も犠牲者の多い災害でした。大きな明石海峡が震源地でありながら、西は長崎県、東は福島県まで震度1以上の有感であったというのですから、地震の大きさが想像を超えるものであったことが分かります。
あれから、仕事や観光で何度か神戸に足を運んだことがありますが、確実に復興をしつつある街を見て、人間の力に驚かされます。
さて、あの年の「プロ野球ペナントレース」は忘れられない年となりました。プロ野球ファンのみならず、多くの人の記憶に残っているところだと思います。
グリーンスタジアム神戸を本拠地とし、イチロー選手が所属していた「オリックス・ブルーウェーブ」(現オリックス・バファローズ)。袖に「がんばろうKOBE」の刺繍を縫い付けペナントレースを戦うと、そのシーズンに、見事「パ・リーグ優勝」を果たしました。残念ながら、セ・リーグ優勝チームの「ヤクルト・スワローズ」との対戦に敗れ、日本一にはなれませんでしたが、多くの人に勇気と感動を与えてくれました。
あれから21年。
随分経ったように思いますが、多くの人が苦しく辛い思いをしたことを風化させず、そして、そこで学んだ防災や減災の対策などの教訓を大切にしていきたいものです。
(※写真はSportsnaviより引用しました)