学校日記

2016.1.21 小中連携の良さ

公開日
2016/01/21
更新日
2016/01/21

校長室から

江南市内の小中学校では、学校の教育活動をA4表裏面にまとめ、市内の各校に配付する「江生研だより」という「たより」を作成しています。今から「27年前」に始まった取組で、平成元年7月に第1号が発行されると、現在の「952号」まで続いています。

その最新の「952号」は、「北部中学校」発行のものでした。

表面は「黙掃で自分磨き」の見出しが目に入ってきます(右写真)。
そのリード文を以下に紹介します。 



 北部中では、楽しい給食の時間を過ごした後、掃除の時間になります。生徒は掃除が始まる5分前から準備に動き出します。掃除の時間のチャイムが鳴る頃には、すでに掃除が始まっています。
 本校の掃除は「黙掃」に取り組んでいます。この黙掃は、小学校の時から取り組まれており、掃除の時間に来校された人からは、「え?今、掃除の時間なんですか!?掃除をしているとは思えないぐらい静ですね」と言われるぐらいです。


…とあります。
まさに、文中太字のような本校の実践が、そのまま中学校へ引き継がれ、スムーズな小中連携となっているのです。「連携の良さ」を感じることができました。

現在、本校では、5・6年生は完璧な「黙掃」が成立しています。校舎は上のフロアになるにつれて、上級学年となるため、掃除の時間に階段を上がっていくと、徐々に静かになっていくのが実感できます。

さらに、紙面の続きには「3つの効果を狙っています」とあり、「1 集中力を高める」「2 小さなことに気付く力を高める」「3 物事に真剣に取り組む」とあります。まさに、その通りです。

「黙掃」を北部中地区の一つの「型」にしていきたいと考えます。また、それ以外にも、「学びのルール」や、「学校生活のルール」などでも、連携できることを一つずつ増やしていきたいと思います。