2016.1.22 危険を知って安全に使うことの必要性
- 公開日
- 2016/01/22
- 更新日
- 2016/01/22
校長室から
今日は、PTAを対象に「保護者のためのスマホ教室」を開催しました。
個人的には、中学生までは、「スマホ」「ケータイ」は、持ってなくてもなんとかなると思っています(我が家がそうでした)が、年々、小中生の所持率は高くなり、なおかつ低年齢化しているのが現状です。
しかし、持参をさせるのなら、まずその危険性を知っておくことが大切だと思います。そして、購入名義は保護者名であることから、何らかのトラブルが発生したとき、最終的な責任は保護者が被ることを承知の上で持参させる必要があります。
と言っても、その「危険性」とは…?となる方が多いと思います。そんな方を対象にしたのが、今回の「スマホ教室」です。
「カメラ」「ナビ」「電卓」「スケジューラー」「音楽プレイヤー」など、様々なデジタルツールとして使用できる便利なものですが、なんといっても、ネットにつながることが最も活用の幅を広げるところでしょう。
しかし、「SNSのトラブル」「ゲーム依存」「ネット依存」「閲覧制限したいサイトの閲覧」など、多くの問題がついて回ります。中には、犯罪に巻き込まれたり、人に迷惑をかけたりするものもあります。今日の教室では、事例を踏まえて、分かりやすくお話しいただきました。
個人的には、これで5回目の受講になります。しかし、自分なりに多くの知識を知っているつもりでも、新しい情報があったり、忘れかけていたことを思い出させてくれることがあったりし、日頃から意識を高くもっていないと、完全なリスクマネジメントができないことを改めて知らされました。
便利な道具である反面、数多くのリスクが伴っているのも事実です。
この1〜3月が、最も購入者が増える時期です。小中生に持たせるかどうかは、慎重を期したいところです。
もし持たせるのであれば、ルールをきちんと作ることが大切です。また、購入しない家庭についても、ネットに接続されている家庭内にある端末(PC、タブレット、DS、PSPなど)の扱いについて、今一度ルールの確認をしたいところです。
何かがおきてからでは遅いことを常に肝に銘じておくことが必要でしょう。
繰り返しますが、個人的には、中学生まで持ってなくてもなんとかなると思いますよ。
今日は、そんなことを感じながらの「スマホ教室」でした。
次年度も、同様な事業があれば、開催したいと思います。
その際は、ぜひ、多くの保護者の皆様の参加をお待ちしております。