2016.1.24 君が未来の宇宙飛行士だ
- 公開日
- 2016/01/24
- 更新日
- 2016/01/24
校長室から
今日は、午後から、プラネタリウムがある一宮地域文化広場へ行き、講演を聴いてきました。演題は「ISS国際宇宙ステーション 〜君が未来の宇宙飛行士だ〜」というもの。講師は、JAXAの前身であるNASDA時代から人工衛星開発や国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の開発に関わってきた吉冨進氏。日本人宇宙飛行士のみならず、世界の宇宙飛行士や関連施設とつながりのある方です。御年67歳ではありますが、今なお、精力的に宇宙開発の支援に関わってみえるエネルギッシュな方です。
講演は「宇宙をかんがえよう!宇宙とつながろう!」といった内容で、国際宇宙ステーション(ISS)のことを中心に、様々な「宇宙ネタ」を披露していただけました。その一部を紹介すると…。
・137億年前に誕生した宇宙を、1月1日を誕生の日として、現在までの歩みを1年間に換算すると、人類の誕生は12月31日23時58分。宇宙の誕生に対して、人類の誕生がいかに短いか。しかし、そんな短さでありながら、地球の環境破壊が問題になっているのですから、考えものです。
・国別の宇宙飛行士の数は、アメリカ、ロシアに次いで、日本が3番目に多いのだとか。「君が未来の宇宙飛行士だ」と、可能性を感じるデータです。
・ISSの各国の実験棟の中で、機械音などが制御され、最も静かなのは日本の「きぼう」だそうで、各国のクルー(乗組員)があこがれるのだそうです。
・若田宇宙飛行士は、宇宙飛行士同士の協調性に長け、アメリカやヨーロッパの宇宙飛行士から人気があったのだとか。よって、ISSの船長になったそうです。
他にも紹介しきれないほど、興味深い話を聴くことができました。
最後に、宇宙飛行士になるための秘訣を教えてくれました。
・しっかりと勉強する
・丈夫な体をつくる
・友だちと仲良く、そして自分の意見をはっきりという
・何事も最後までやりとげる強い意志をもつ
・英語(外国語)を勉強する
とのこと。
古北っ子の皆さん、どうですか?目指してみませんか。「君が未来の宇宙飛行士だ」!