2016.1.27 ジーン・クランツ氏の10箇条
- 公開日
- 2016/01/27
- 更新日
- 2016/01/27
校長室から
24日(日)に、拝聴した講演では(参照:2016.1.24 君が未来の宇宙飛行士だ)、1970年、アポロ13号の打ち上げ時に、NASAの主席飛行管制官を務めたジーン・クランツ氏の「10箇条」の言葉の紹介がありました。
アポロ13号と言えば、月面着陸を目指すも、月に向かう途中、宇宙空間でアポロ13号の酸素タンクが爆発事故を起こし、月の到着はもちろんのこと、地球への帰還も危ぶまれた宇宙飛行船です。しかし、様々なトラブルに対し、3人の宇宙飛行士と管制塔が冷静に対応し、見事、無事に地球への帰還を果たしたことで有名です。
そのトラブル発生のときに、ジーン・クランツ氏は、「我々のミッションは、この3人の乗組員を、生きて還すことだ!」と言い、スタッフと共にベストを尽くすことを確認します。映画「アポロ13」でも、印象的なシーンです。
そのジーン・クランツ氏が残した「10箇条の言葉」はビジネス界でも応用されているとのこと。私たちも様々な場面で生かすことができそうです。
ジーン・クランツの10箇条
1. 先を見越して動け
2. 自分の担当は自ら責任をもて
3. きれいになるまでやり通せ
4. 不確実なものはその場で質問をして把握せよ
5. 考えられることはすべて試し、確認せよ
6. 連絡も記録もすべて書きだせ
7. ミスを隠すな、仲間の教訓にもなる
8. システム全体を掌握せよ
9. 常に、先を意識せよ
10. 仲間を尊重し、信頼せよ
私も一つでも多く、心がけたいと思います。
(※写真は、クランツ氏。Wikipediaから引用しました)