学校日記

2016.02.15 一輪車

公開日
2016/02/15
更新日
2016/02/15

校長室から

小学校の体育では、一輪車や竹馬、フラフープなどに親しむ授業をします。
今では、普通に見かける一輪車ですが、自分自身、幼い頃に乗った経験はないため、その歴史を調べてみました。

すると、1981年に、当時の「文部省」の指導のもと、「(財)日本宝くじ協会」の助成を得て、「体力つくり推進校」に一輪車が寄贈されたのが、最初の学校現場への導入のようです。そして、1989年に、当時の学習指導要領改訂で、3・4年生の体育「用具を操作する運動」の中に「一輪車」が例示されると、そこから広がりを見せたようです。1989年では、すでに20代です。どうりで出会わなかったわけです。

現在でも、体育の学習指導要領には、



A 体つくり運動
(ウ) 用具を操作する運動
 用具をつかむ、 持つ、 降ろす、 回す、 転がす、 くぐる、 運ぶ、 投げる、捕る、 跳ぶ、 用具に乗るなどの動きで構成される運動を通して、 用具を操作する動きを身に付けることができるようにする。
 ○ 用具に乗るなどの動きで構成される運動
 ・ 友達に補助されながら竹馬や一輪車に乗ること


というように記述がされ、学校で扱ってよい用具となっています。そこで、多くの学校で整備がなされています。

我が家の子ども達も、普通に一輪車に触れながら、小学校時代を過ごしてきました。
今の小学校では、すっかり一般的になっていますね。バランス感覚を養ったり、体幹を鍛えたりするのにバッチリです。
そして、できるようになったら、バック走や小回り(スピン)など、様々な技に挑戦するのもおもしろそうですね。